真鶴で45cm級キジハタ!さい丸でボートロックフィッシュに挑戦した釣行記

ショアからハタを狙うようになってから、いつか釣ってみたいと思っている魚がいる。

大きなキジハタだ。

根の中から引きずり出すような強い釣り。

そして、赤みを帯びた身体に散らばる斑点。

いつか50cmに届くような一匹を、自分のロッドで釣ってみたい。

そんな目標を持ちながら、2026年6月20日。

神奈川県・真鶴から船に乗り、ボートロックフィッシュへ行ってきた。

お世話になったのは、真鶴港の「さい丸」。

狙うのはアカハタやオオモンハタ、そしてキジハタ。

この日。

僕のロッドに、これまで釣ったことのないサイズのキジハタが来た。

約45cm。

50cmには、あと少し。

でもその「あと少し」が見えるところまで、一気に近づいた一匹だった。

目次

真鶴港「さい丸」でボートロックフィッシュへ

普段の僕のハタ釣りは、ショアが中心。

岸から沖へキャストして、海底の地形を想像しながら根を探していく。

一方、船のロックフィッシュは少し違う。

船長が魚のいる可能性が高い場所へ船を入れ、その下にある根を直接探っていく。

同じハタ釣りでも、見える景色も、ボトムの探り方も違う。

そして何より。

ショアからでは簡単に届かない場所にも、大きなハタがいるかもしれない。

そんな期待を持って、真鶴の海へ出た。

今回使ったタックル

今回持ち込んだのは、普段から使っているAbu Garciaのワールドモンスター。

7ftクラスのロッドで、リールはRevo X。

メインラインにはPE1.2号を巻いた。

実はこのロッド、以前に穂先を5cmほど折ってしまっている。

折れた部分を整え、ガイドを付け直して補修したものだ。

だから今回の釣行には、「補修したこのロッドで、船のロックフィッシュをどこまでやれるのか」を試す意味も少しあった。

仕掛けの中心はテキサスリグ。

そして用意したのが、ワームとサバ短冊だった。

今回も持ち込んだ「テキサバ」

僕がロックフィッシュで試している仕掛けの一つが、テキサスリグ+サバ短冊。

勝手に「テキサバ」と呼んでいる。

ワームだけで狙うルアーフィッシングに、サバの匂いや味を加えるようなイメージだ。

ボトムまで落とし、持ち上げて、落とす。

基本はリフト&フォール。

そこにステイや小さな動きを混ぜながら、根の周りを探っていく。

ワーム+サバ短冊「テキサバ」を実釣した記事はこちら

ロックフィッシュのテキサスリグの使い方はこちら

船の下を流れていく、次々と違う根

実際に釣り始めると、ショアとは違う面白さがあった。

シンカーを落とす。

着底。

少し持ち上げる。

落とす。

その間にも船は流れていく。

さっきまで硬い根だった場所が少し抜け、またゴツゴツした感触が戻ってくる。

ショアでは、自分からキャストして根を探しにいく。

船では、次々と違うボトムが自分の下を通っていく。

根掛かりを避けながら、その変化のどこに魚がいるのかを探す。

同じロックフィッシュでも、かなり感覚が違った。

小さなアタリのあと、すぐには動かさない

この日、釣りをしながら気になったことがあった。

小さなアタリが出たときだ。

コツ。

そんな反応が出ると、反射的に仕掛けを動かしたくなる。

でも、この日はそこで少し待ったり、ほんのわずかに動かしたりした方が、その後の反応につながることがあった。

魚がサバ短冊を咥えているのか。

ワームを確認しているのか。

もちろん、水の中は見えない。

だからこれが正解だとは言えない。

それでも、「触ったらすぐ大きく動かす」だけではないという感覚は、この日の釣りから持ち帰ったものの一つだった。

クロー系ワーム+サバ短冊に感じた手応え

いくつか試した中で、この日僕が特に手応えを感じたのが、爪のある甲殻類系ワームとサバ短冊を組み合わせた仕掛けだった。

ワームのシルエットと動き。

そこへサバ短冊の匂いや味を加える。

少なくともこの日は、僕にはこの組み合わせの反応が良かった。

一度の釣行だけで「これが一番釣れる」と言うつもりはない。

潮、ポイント、魚の活性によって答えは変わる。

ただ、この組み合わせを今後も試してみようと思うには十分な一日になった。

ハタ釣りで使うワームの選び方はこちら

そして、明らかに違う魚が掛かった

ボトムを探っていたときだった。

魚が掛かる。

これまでの魚とは、明らかに違った。

ロッドが曲がる。

補修したワールドモンスターが、バット側までしっかり入っていく。

それでもロッドには、魚を持ち上げようとする力が残っている。

根魚で怖いのは、潜られること。

簡単には主導権を渡したくない。

ロッドの曲がりを感じながら、魚を底から離していく。

そして水面へ姿を見せた魚を見て、思わず声が出た。

45cm級のキジハタ

上がってきたのは、キジハタだった。

約45cm。

これまで自分が釣ったキジハタとは、存在感が違う。

太い身体。

大きな口。

そして、ずっと釣りたかった魚を自分の手で持っている。

50cmには届かなかった。

でも、その数字を現実的な目標として意識するには十分すぎる一匹だった。

僕の中にあった「いつか大きなキジハタを釣りたい」というぼんやりした目標が、この一匹で少し変わった。

次は50cm。

あと5cm。

たった5cm。

でも釣りをしていると、その5cmがとても遠いことも分かっている。

カサゴやアカハタも顔を見せてくれた

もちろん、この日の魚はキジハタだけではなかった。

30cmほどのカサゴや、小型のアカハタも釣れた。

魚から反応があるたびに、仕掛けの動かし方やボトムとの距離を少しずつ変えていく。

大きな一匹だけではなく、そうした小さな試行錯誤を繰り返す時間も楽しかった。

補修したロッドで45cm級を獲れたことも嬉しかった

今回のキジハタには、もう一つ嬉しかったことがある。

釣ったのが、穂先を折って自分で補修したロッドだったことだ。

魚を掛けたとき、ロッドはバット側までしっかり曲がった。

それでも粘りながら魚を浮かせてくれた。

穂先を5cmほど短くした影響がまったくないとは思わない。

でも少なくとも今回、45cm級のキジハタとやり取りできた。

「まだこのロッドで釣りができる。」

そう思えたことも、この日の収穫だった。

この日の釣りから持ち帰った3つのこと

一度の釣行だけで、ボートロックフィッシュの正解が分かったわけではない。

それでも、自分なりに次の釣りへ持っていきたいものはできた。

  • ① 根掛かりを避けながら、ボトム付近を丁寧にリフト&フォールする
  • ② 小さなアタリのあと、すぐに大きく動かさず少し待つ選択肢を持つ
  • ③ クロー系ワーム+サバ短冊を、今後も試してみる

フリーリグについてはこちらの記事でも詳しくまとめている。

ロックフィッシュのフリーリグの使い方はこちら

船で経験したことを、また岸へ持ち帰る

船とショアでは条件が違う。

水深も違えば、仕掛けの入る角度も違う。

それでも、ボトムの変化を感じること。

魚が触ったあとにどう動かすかを考えること。

根から魚を離すこと。

そういう感覚は、普段のショアのハタ釣りにも持ち帰れる気がする。

船で覚えたことを岸で試す。

岸で考えた仕掛けを、また船へ持っていく。

そうやって少しずつ、自分のハタ釣りができていくのかもしれない。

まとめ|キジハタ50cmへの道

45cm級。

あと5cmだった。

でも、不思議と「惜しかった」という感じはあまりしない。

むしろ嬉しかった。

50cmという数字が、想像の中だけの魚ではなくなったからだ。

この海にいる。

自分の仕掛けにも食ってくる。

そして、自分のタックルでも獲れる。

あとは、もう少し大きな一匹に出会うだけ。

船を降りて家へ帰る途中も、たぶん頭のどこかではまだ海底を探っていた。

次はどこへ行こう。

次は何を投げよう。

あの小さなアタリのあと、次はどう動かそう。

45cmのキジハタを釣った帰り道に考えていたのは、もう次の魚のことだった。

キジハタ50cmへの道。

どうやら、本当に始まってしまったらしい。

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この記事を書いた人

神奈川の海を中心に、メバリング・ハタ釣り・ショアジギングを楽しんでいます。

釣果だけでなく、海で過ごした時間や景色、感じたことまで残したくて「海の帰り道」を運営中。

実際の釣行や長年使ってきた道具の経験をもとに、初心者にも分かりやすい釣り情報を発信しています。

釣れた日も、釣れなかった日も。

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