2019年の春、僕はメバリング用のリールを買い替えた。
それまで使っていたのは、11ナスキー C2000。
新しく選んだのは、18ソアレBB C2000SSPGだった。
初めて手にしたときに驚いたのは、何よりその軽さだった。
「軽いな、これ。」
今となっては、それが一番強く残っている最初の印象かもしれない。
それから約7年。
0.6gのジグヘッドを投げる日もあれば、基準にしている1g、少し重い3gを使う日もあった。プラグも投げた。
気づけばずっと、このリールでメバルを釣ってきた。
では2026年の今、これからメバリングを始める人にも、僕は迷わずソアレBBをすすめるだろうか。
たぶん、一度立ち止まって比較する。
ソアレBBに不満があるからではない。
僕が同じリールを使っている間に、ほかのリールもずいぶん進化したからだ。
メバリングのリールは2000番を基準に考えればいい
これからメバリングを始めるなら、僕はまず2000番クラスから考える。
メバリングで使うルアーは軽い。
僕自身は1g前後のジグヘッドを基準にしていて、軽いときは0.6gほど。重くても3g前後を使うことが多い。
そういう釣りでは、大きな魚を力でねじ伏せるようなパワーより、軽いロッドと組み合わせたときのバランスや、何時間もキャストを続けられる軽さの方が気になる。
1000番でもメバルは釣れるし、2500番を使ってはいけないわけでもない。
ただ、最初の一台として汎用性まで考えるなら、僕にとって2000番はちょうどいい。
リールだけでなく、ロッドやラインまで含めて最初の1セットをどう組むかについては、こちらの記事でまとめています。
▶ メバリングのタックル選び|初心者向けロッド・リール・ラインの基本
高いリールじゃないとメバルは釣れない?
もちろん、そんなことはない。
メバリングに必要なのは、必要十分なドラグ性能があり、細いラインを扱えて、軽いルアーを快適に操作できること。
価格が上がれば、軽さや巻き心地、剛性感、各部の作りなどは変わってくる。
でも、それは「高いリールでなければメバルが釣れない」という意味ではない。
むしろこれから始める人なら、「自分はどこまでリールに求めるのか」で予算を決めた方が選びやすいと思う。
そして、2000番クラスのリールに何号のラインを巻くかでも、軽量ジグ単の扱いやすさは変わってくる。PE・フロロ・ナイロンなどの違いや太さの考え方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ メバリングのラインは何号?僕がPE0.8号+フロロ1.25号を使う理由
2026年の今、僕ならこの3台から考える
現在のシマノのラインナップから僕がメバリング用として候補にするなら、26ナスキー、25アルテグラ、26ソアレBB。
単純に「どれが一番上か」を決めるためではない。
それぞれ選ぶ理由が違うからだ。
| 候補 | こんな人に | 僕ならこう考える |
|---|---|---|
| 26ナスキー C2000S | 予算を抑えて始めたい | 必要十分を狙う最初の一台 |
| 25アルテグラ C2000S | 軽さや快適性にも予算を出せる | 長く使うことまで考えた本命 |
| 26ソアレBB C2000SSPG | ライトゲーム専用機を選びたい | メバリングらしい使い心地を求める選択 |
26ナスキー C2000S|まず始めるなら、かなり魅力的
今回、僕が特に気になっているのが26ナスキーだ。
僕自身、以前は11ナスキー C2000を使っていた。
当時のナスキーから18ソアレBBへ持ち替えたときは、その軽さに本当に驚いた。
ただ、それは10年以上前の世代の話。
昔使っていたナスキーの印象だけで、今のナスキーを評価するのは違うと思っている。
むしろ2026年のナスキーを見ると、メバリングを始めるための一台としてかなり魅力的に感じる。
メバル相手に必要以上のパワーを求める必要はない。
そのうえで購入価格を抑えられるなら、余った予算をロッドやライン、ジグヘッドに回すこともできる。
「まずメバリングをやってみたい」という人なら、僕はここから考えていいと思う。
25アルテグラ C2000S|予算を出せるなら僕はここが気になる
もう少し予算を出せるなら、25アルテグラ C2000S。
僕自身が使っているのは4000XGなので、C2000Sそのものを実釣で使ったわけではない。
そこは分けて考える必要がある。
ただ、25アルテグラというシリーズ自体は現在使っていて、その完成度にはかなり満足している。
C2000Sは公称180g。
1g前後のジグヘッドを何時間も投げ続けるメバリングでは、この軽さは単なるカタログ上の数字ではないと思う。
予算をできるだけ抑えることより、これから何年も使う一台として快適さにもお金を出したい。
今の僕がそういう条件で選ぶなら、かなり有力な候補になる。
26ソアレBB C2000SSPG|専用機を選ぶ理由もある
そしてソアレBB。
僕にとっては、少し特別な名前でもある。
2019年春に18ソアレBB C2000SSPGを買って以来、約7年間ずっとメバリングの主力として使ってきた。
巻きは滑らか。
価格の割にブレも少なく、巻きたいときに巻いて、止めたいときにはピタッと止められる。
そして軽い。
気に入っているところは何かと聞かれると、今では少し困る。
7年くらいずっとこれでやってきたから、もうこれが当たり前になってしまった。
不満についても同じだ。
長く使っていると、多少のことは気にならなくなる。
それだけ長く普通に使い続けられたこと自体が、このリールへの僕なりの評価なのかもしれない。
現行の26ソアレBB C2000SSPGも、ライトゲームを意識したローギアのモデル。
ゆっくり一定の速度で巻きたい釣りでは、こうした専用機を選ぶ意味がある。
ただし、僕が今から買い直すなら、何も見ずにソアレBBを選ぶとは思わない。
一度ナスキーやアルテグラも並べて、今の自分ならどれが合うかを比較する。
不満があるからではない。
僕が同じリールを使っていた7年の間に、選択肢の方が変わったからだ。
ノーマルギアとハイギア、どちらを選ぶ?
ここも初心者の頃は迷いやすい。
僕が長く使ってきた18ソアレBBはSSPG。ローギア寄りのモデルだ。
ジグ単をゆっくり巻きながらレンジを通すなら、この感覚は使いやすい。
一方で、ラインスラックを素早く回収したい場面や、プラグを使ったり、ほかのライトゲームにも使ったりするならハイギアが便利なこともある。
だから「メバリングなら絶対にローギア」とまでは考えていない。
1g前後のジグ単を中心にゆっくり釣るならノーマル〜ローギア。
もう少し幅広く使いたいならハイギア。
自分がやりたい釣りから決めればいい。
僕なら、今から最初の一台をこう選ぶ
もし今、メバリングを初めてみたいという人に一台を選ぶなら。
予算をできるだけ抑えるなら、26ナスキー C2000S。
メバリングに必要なところを押さえながら、ロッドやラインにも予算を残せる。
少し予算を出せて、長く使う一台として選ぶなら、25アルテグラ C2000S。
特に軽さを含めた快適性まで考えるなら、僕自身かなり気になる。
ライトゲーム専用機を使いたいなら、26ソアレBB C2000SSPG。
僕自身、旧モデルを約7年間使い続けてきたからこそ、専用機を選ぶ良さも分かる。
どれを選んでも、メバルを釣ることはできる。
だから最後は、「一番高性能なもの」ではなく、「自分が何年使いたいか」「ほかの釣りにも使うか」「リールにどこまで予算を出したいか」で決めればいいと思う。
7年使ったリールから、次の一台を考える
18ソアレBBを買った2019年。
11ナスキーから持ち替えたとき、その軽さに驚いた。
それから、このリールで何匹のメバルを釣ったのかはもう分からない。
1gのジグヘッドを投げて、巻いて、止める。
それがいつの間にか、自分の中の「普通」になった。
道具というのは、長く使っていると評価する対象ではなくなっていくのかもしれない。
ただ海へ行くときに、そこにあるものになる。
だから次の一台を選ぶときも、スペックだけでは決めないと思う。
また何年も一緒に海へ行けそうなものを選びたい。
そして今のところ。
18ソアレBBは、まだ僕のメバリングのリールとして現役だ。


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