ハタ釣りを中心にしながら、秋から冬にはショアジギングも楽しみたい。
そんな使い方を想定してリールを探していたとき、僕が本気で購入候補にしていたのがシマノ 25アルテグラ C5000XGでした。
アルテグラはシマノの汎用スピニングリールの中では比較的手を出しやすい価格帯にありながら、さまざまなショアゲームに使えるシリーズです。
その中でもC5000XGは、シマノ自身がライトショアジギング・ライトショアキャスティング向けとして位置づけているモデルです。
では、ハタ釣りをメインに使うリールとして考えた場合はどうなのか。
この記事はもともと、僕自身がC5000XGを購入候補として本気で検討していたときに、公式スペックと実際に想定している釣り方を照らし合わせながら書いたものです。
その後、4000XGとC5000XGを最後まで比較した結果、僕が実際に購入したのは25アルテグラ4000XGでした。
なぜC5000XGにこれだけ魅力を感じながら、最後は4000XGを選んだのか。その結論も含めて、今の視点から整理していきます。
結論|ハタ+ショアジギング兼用ならC5000XGはかなり魅力的
先に結論を言うと、25アルテグラC5000XGはハタ釣りだけをするためのリールとして考えると少し余裕が大きいと思います。
一方で、ハタだけでなくライトショアジギングなども同じリールで楽しみたいなら、かなり魅力的な選択肢です。
僕の場合も、初夏から秋はハタを狙い、秋から冬にはショアジギングも楽しむという使い方を想定していました。
そのため当初は「ハタ専用リール」としてではなく、一年を通してショアの釣りを楽しむための1台としてC5000XGを第一候補にしていました。
ハタと青物を1台で楽しみたい人や、PE1.5〜2号を使いながらラインキャパシティにも余裕を持たせたい人なら、C5000XGを選ぶ意味は十分にあります。
25アルテグラC5000XGの基本スペック
まずはシマノ公式のスペックを確認してみます。
| ギア比 | 6.2 |
|---|---|
| 実用ドラグ力 | 6kg |
| 最大ドラグ力 | 11kg |
| 自重 | 275g |
| スプール径/ストローク | 52mm/19mm |
| PE糸巻量 | 1.5号-400m/2号-300m/3号-200m |
| 最大巻上長 | 101cm/ハンドル1回転 |
| ハンドル長 | 57mm |
| ベアリング | 5BB+1ローラー |
この中で、僕がハタ釣りとショアジギング兼用という視点から特に注目していたのは、275gという重量、101cmの巻き取り量、そしてラインキャパシティです。
C5000XGはハタ釣りには大きすぎる?
ハタ釣りだけを考えるなら、C5000XGが必須というわけではありません。
シマノが紹介するロックフィッシュの基本タックルでも、スピニングリールは3000〜4000番が目安とされています。
PE1〜1.5号程度を使って堤防やゴロタからハタを狙うのであれば、4000番でも十分なラインキャパシティを持つモデルは多くあります。
そのため、「ハタを釣るには5000番が必要」という考え方で選ぶリールではないと思います。
むしろC5000XGを選ぶ意味が出てくるのは、ハタ以外の釣りまで考えたときです。
関連記事:ハタ釣りのリールは4000番・5000番どっち?違いと選び方を徹底比較
魅力① 4000番と大きく変わらない重量
25アルテグラC5000XGの自重は275gです。
同じ25アルテグラの4000XGは265gなので、その差はわずか10gです。
つまりC5000XGを選んだからといって、極端に重いリールになるわけではありません。
もちろん10gの差をどう感じるかはロッドや使い方によって変わりますが、ラインキャパシティを増やしながらこの重量差に収まっているのは魅力です。
9ft台のMHクラスなど、ある程度長さとパワーのあるロッドと組み合わせるのであれば、この10g差だけでなくタックル全体のバランスで考えたいところです。
魅力② 1回転101cmの巻き取り量
C5000XGはギア比6.2のエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたり最大101cmのラインを巻き取ります。
ロックフィッシュでは、魚を掛けた直後に根へ潜られないよう主導権を握ることが重要です。
もちろん巻き取り量が多ければ魚を必ず止められるという意味ではありませんが、ラインスラックを素早く回収したり、ルアーを回収して次のキャストへ移ったりする場面ではハイギアのメリットがあります。
ショアジギングでもハイギア・エクストラハイギアは使いやすく、ハタと青物を兼用するうえでは相性のいい仕様です。
魅力③ PE1.5号を余裕を持って使える
25アルテグラC5000XGのPE糸巻量は、1.5号なら400m、2号なら300mです。
僕が普段メインに使っているのはPE1.5号です。
ハタ釣りだけなら400mものラインが必要になる場面はほとんどありません。
しかし、根ズレや高切れでラインを失った場合の余裕や、ショアジギングまで同じリールで楽しむことを考えると、ラインキャパシティに余裕があること自体は安心材料になります。
逆に言えば、ハタ釣りだけを考えるなら、この容量は明らかに余裕があります。
ここをメリットと感じるかどうかが、4000番とC5000番を選ぶ分かれ目のひとつです。
関連記事:ロックフィッシュ用PEラインは何号?僕が1.5号を長年使っている理由と選び方
魅力④ ライトショアジギングまで視野に入る
僕が当初C5000XGに惹かれた最大の理由はここです。
シマノ自身も25アルテグラC5000XGを、ライトショアジギング・ライトショアキャスティング向けのモデルとして紹介しています。
ライトショアジギングでは4000〜5000番クラスのスピニングリールが使われ、PE1〜1.5号程度を使うタックルも一般的です。
つまり、ハタ釣りで使っているPE1.5号前後のタックルから、そのままライトショアジギングへ守備範囲を広げやすい。
初夏から秋はハタ。
回遊があればメタルジグを投げて青物。
秋から冬にはショアジギング。
そんな使い方を1台で楽しみたい人にとって、この汎用性はC5000XGの大きな魅力だと思います。
気になる点① ハタ専用なら4000番で十分かもしれない
ここまでメリットを挙げてきましたが、僕が購入前に気になっていた点も整理しておきます。
まず、ハタ釣りだけに使うのであればC5000XGである必要性は高くありません。
同じ25アルテグラ4000XGでも最大ドラグ力は11kg、最大巻上長は101cmで、PE1.5号も320m巻くことができます。
つまりハタ釣りだけを見ると、4000XGでも十分以上のスペックがあります。
軽快さを少しでも優先するなら、むしろ4000XGの方が合理的です。
気になる点② PE1.5号400mは使い切らない
ラインキャパシティの大きさはメリットである一方、実際にPE1.5号を400m巻く必要があるかと考えると、僕の釣りではまず必要ありません。
そのためC5000XGを使うなら、下巻きを入れる、必要な長さだけ巻くなど、ラインの使い方は考える必要があります。
「たくさん巻ける=必ず優れている」ではなく、必要以上の糸巻量でもあるという点は理解して選びたいところです。
気になる点③ 275gをロッドに付けたときのバランス
スペック表だけでは判断しにくいのが、実際にロッドへ装着したときのバランスです。
僕が想定していたのは9ft台のMHクラス。
このクラスならC5000XGとの組み合わせは十分現実的ですが、ロックフィッシュではロッドを繰り返し操作するため、カタログ上の重量だけでなくタックル全体を持ったときの感覚も重要です。
結果的に僕自身は、この部分も含めて4000XGの軽快さを取ることになりました。
関連記事:ハタ釣り用ロッドの選び方|初心者におすすめの長さ・硬さとロッド3選
その後、僕が実際に選んだのは4000XGだった
ここまでC5000XGをかなり真剣に検討してきましたが、最終的に僕が購入したのは25アルテグラ4000XGでした。
現在はPE1.5号を巻き、9ft6in・MHクラスのロッドと組み合わせて、ハタ釣りのメインリールとして使っています。
C5000XGを候補から外した理由は、性能に不満があったからではありません。
むしろ最後まで魅力的だったのですが、自分の釣りを改めて考えると、メインはハタ釣りで、PE1.5号を400m巻けるほどのラインキャパシティまでは必要ないという結論になりました。
4000XGでも最大巻上長は101cm、最大ドラグ力は11kg。PE1.5号も320m巻けます。
それなら、C5000XGより10g軽い4000XGの方が、自分にとってはハタ釣りで使いやすく、それでいて必要ならメタルジグも投げられる。
購入前は「できるだけ守備範囲の広い1台」を考えてC5000XGに惹かれていました。
でも最後は、「自分が一番よくやる釣りにちょうどいい1台」として4000XGを選びました。
実際に買うところまで考えたからこそ、この違いは自分の中でもかなりはっきりしました。
僕が想定していたC5000XGの組み合わせ
C5000XGを第一候補にしていたときに想定していた使い方をまとめると、次のようになります。
- ロッド:9ft6in前後・MHクラス
- リール:25アルテグラ C5000XG
- PEライン:1.5号
- 初夏〜秋:20cm後半〜40cmクラスを中心としたハタ
- 秋〜冬:ライトショアジギング
この条件なら、C5000XGは今でも十分合理的な組み合わせだと思っています。
一方で、僕自身はショアジギングとの兼用よりもハタ釣りで使う時間を重視したことで、4000XGに着地しました。
つまり4000XGとC5000XGの違いは、単純な「どちらが上か」ではなく、ハタ釣りを中心に最適化するのか、1台で楽しめる釣りの範囲をさらに広げるのかという違いだと感じています。
25アルテグラC5000XGがおすすめできる人
- ハタとライトショアジギングを1台で楽しみたい
- PE1.5〜2号を使う
- 9〜10ft前後のロッドと組み合わせたい
- ハイギアの回収速度を重視したい
- ラインキャパシティに余裕が欲しい
- 1台で複数のショアゲームを楽しみたい
C5000XGを候補にしつつ「ナスキーやストラディックと比べるとどれが自分に合う?」と迷っている場合は、3機種の違いをこちらの記事で比較しています。
▶ 26ナスキー・25アルテグラ・23ストラディックを比較する
逆に4000XGを選んだ方がよさそうな人
- ほぼハタ釣り中心で使う
- 少しでも軽いタックルにしたい
- PE1〜1.5号を必要な量だけ巻ければいい
- C5000XGほどのラインキャパシティは必要ない
まさに僕自身が、比較した末にこちらへ当てはまりました。
アルテグラだけで決めきれない場合は、価格を抑えやすいナスキーや、さらに上位のストラディックと比べてみると、自分がリールにどこまで求めるのかが見えやすくなります。
▶ ナスキー・アルテグラ・ストラディックC5000XGの違いを比較する
まとめ|C5000XGを本気で検討したから、4000XGとの違いが見えた
25アルテグラC5000XGを調べ始めた頃、僕の中では「ハタとショアジギングを1台でつなげられるリール」という魅力がかなり大きく見えていました。
その考えは、今も変わっていません。
ハタだけなら4000XGでも十分。
ハタから青物まで1台で広く使い、ラインキャパシティにも余裕が欲しいならC5000XG。
そして僕自身は、最後まで両方を比べた結果、ハタ釣りで使う時間を重視して4000XGを選びました。
購入前は「できるだけ広く使えること」を考えていましたが、実際にお金を出して1台を選ぶ段階では、自分が一番よく立つ海で使いやすいことの方が大切だったのだと思います。
だから、C5000XGを選ばなかった今でも、このリールが合う人ははっきりしています。
ハタだけに最適化するのではなく、季節が変わっても同じ1台を持ってショアの釣りを続けたい人。
そんな人なら、25アルテグラC5000XGは今でも十分検討する価値のある選択肢だと思います。


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