ここ数日、朝晩がずいぶん涼しくなってきた。
少し前まで、頭の中はハタのことでいっぱいだった。
根の周りをどう攻めるか。シンカーは何gにするか。どのワームを投げるか。
ところが暑さが少し和らいでくると、今度は青物が気になり始める。
秋のショアジギングだ。
そこでふと、ラックに置いてあるリールを眺めて気づいた。
21ナスキーC5000にも、25アルテグラ4000XGにも、今はPE1.5号が巻いてある。
夏のハタ釣りを考えれば、これでよかった。
でも、これから釣りたい魚が変わるなら、タックルの役割も変えていいんじゃないだろうか。
今回は夏から秋、そしてその先の冬までを考えながら、手持ちの2台をどう使い分けるか考えてみる。

夏のハタ釣りではPE1.5号が基準だった
僕がハタ釣りで長く使っているPEラインは、シマノのピットブル4。
基本は1.5号で、ライトショアジギングをする時期には1.2号へ落とすこともある。
ハタ釣りではボトムを取り、根の近くを攻める。根掛かりもあるし、魚を掛ければ根へ潜られる前にこちらへ向けたい場面もある。
そんな釣りでは、多少太くても安心して使える1.5号が僕には合っていた。
PE1号・1.2号・1.5号の違いや、僕が長年ピットブル4の1.5号を使っている理由については、こちらの記事で詳しくまとめている。
ロックフィッシュ用PEラインは何号?僕が1.5号を長年使っている理由と選び方

涼しくなると青物が気になってくる
秋が近づくと、ショアジギングの出番が増えてくる。
根の近くを丁寧に探るハタ釣りとは違い、メタルジグを遠くへ投げて広い範囲を探る。
そうなると、ラインの強さだけではなく、飛距離や潮の影響、ジグの操作感も気になってくる。
もちろん、PE1.5号でもショアジギングはできる。「ショアジギングなら1.2号が正解」という話ではない。
ただ、僕自身はこれまでライトショアジギングのシーズンになると、飛距離とのバランスを考えて1.2号へ落とすことがあった。
そして今年は、ラインの太さだけではなく、もうひとつ考えることがある。
どちらのリールを、どの釣りに使うのか。
25アルテグラが加わって、21ナスキーの役割が変わった
今年、手持ちのリールに25アルテグラ4000XGが加わった。
購入したアルテグラについては、こちらの記事で選んだ理由やハタ釣りでの使い方をまとめている。
25アルテグラをハタ釣りで使う理由と実際のセッティングを見る
これまでは21ナスキーC5000が、ハタにもショアジギングにも使える万能機のような立ち位置だった。
でもアルテグラが加わったことで、2台を同じセッティングにしておく必要がなくなった。
- GR3 966MH × 25アルテグラ4000XG × PE1.5号:ハタ・ロックフィッシュ
- GR3 986MH × 21ナスキーC5000 × PE1.2号:ショアジギング・青物
秋の入口では、この形が一番しっくりくる。
アルテグラには、もう少し夏の仕事を続けてもらう。一方のナスキーは、ひと足先に秋仕様へ。

ちなみに、リールを選んだ当時にナスキー・アルテグラ・ストラディックを比較した内容はこちら。この記事では26ナスキーを含む候補機を比較している。
PE1.2号と1.5号をどう使い分けるか
今回の使い分けは、どちらの号数が優れているかという話ではない。
| 比較 | PE1.2号 | PE1.5号 |
|---|---|---|
| 僕の主な用途 | ショアジギング・LSJ | ハタ・ロックフィッシュ |
| 重視すること | 飛距離・操作感・広く探る | 根回りでの安心感 |
| 秋の入口で合わせるリール | 21ナスキーC5000 | 25アルテグラ4000XG |
何を狙うのか。どこを狙うのか。どんなルアーを投げるのか。
僕の場合、その答えが季節によって変わる。だからラインも、一年中同じである必要はないと思っている。
秋のショアジギングでPE1.2号を使う理由や、ハタ釣りで使っている1.5号との違いについては、実際のタックルを含めて別の記事で詳しく整理している。
▶ 秋のショアジギングでPE1.2号を使う理由|1.5号との使い分けを見る
まずは21ナスキーを秋仕様へ
今のところ、僕が先に衣替えしようと思っているのは21ナスキーC5000だ。
PE1.5号から、これまでライトショアジギングでも使ってきた1.2号へ。
そしてGR3 986MHと組み合わせて、青物をしっかり狙うショアジギングの主力にする。
一方、アルテグラ4000XGはまだ1.5号のまま。
理由は単純で、まだハタを狙いたい日があるからだ。
9月や10月は、夏の釣りと秋の釣りが、ある日を境にきれいに入れ替わるわけではない。
ハタも気になる。でも青物も気になる。
だから今は、2台に違う仕事を持たせておく。
秋が深まったら、アルテグラも衣替えする
そして秋がさらに深まり、自分の中で「今年のハタ釣りはひと区切り」と思えたら、今度はアルテグラの番だ。
そのタイミングで、アルテグラもPE1.5号から1.2号へ巻き替えることを考えている。
すると同じ1.2号を巻いた2台でも、役割は少し違ってくる。
| タックル | 晩秋以降の役割 |
|---|---|
| GR3 986MH+21ナスキーC5000+PE1.2号 | 青物をしっかり狙うショアジギング |
| GR3 966MH+25アルテグラ4000XG+PE1.2号 | ライトショアジギング、サーフ、気軽なルアー釣り |
「今日は青物を狙って投げ続ける」と決めているならナスキー。
逆に、海へ行って状況を見ながらメタルジグやミノー、バイブレーションなどを投げてみたい日はアルテグラ。
そんな使い分けが、今の僕には合いそうだ。
アルテグラの軽快さを活かせるし、21ナスキーC5000にはショアジギングの主力という明確な仕事ができる。
冬になれば、さらにライトなタックルの季節が来る
そして、さらに季節が進めばメバリングの季節がやってくる。
そこまでライトな釣りになれば、4000番やC5000番の仕事ではない。
僕の場合はMulti TripperにソアレBB2000を合わせ、0.8〜1.5gほどのジグ単を中心に楽しむ。
つまり一年を通して見ると、魚だけではなく、ラックから海へ持ち出す道具も少しずつ入れ替わっていく。
タックルにも季節がある
こうして考えてみると、釣具にも衣替えがあるのかもしれない。
夏にはPE1.5号で根の周りにいるハタを追いかける。
秋になれば21ナスキーを1.2号へ替えて、沖を回る青物を意識する。
さらに秋が深まれば、アルテグラも1.2号へ。
そして冬になれば、もっとライトなタックルを持ってメバルを探しに行く。
ラインを巻き替えたところで、魚が釣れるわけではない。
まだ青物を一匹も釣っていないどころか、この記事を書いている今の21ナスキーには、まだPE1.5号が巻かれている。
それでも、次の季節の海を想像しながら道具を触っている時間は楽しい。
海へ向かう前から、釣りは始まっている。
今年ナスキーを秋仕様へ替えたら、その先でどんな魚に出会えたのか。
それはまた、海からの帰り道に書こうと思う。


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